モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

日光教の教祖になりたいと思った。

私は最近死にたい衝動が酷くて部屋にこもっている。

台所に行けば包丁で首を切りたくなるかもしれないし、

外に出れば高いところに行って飛び降りたくなるかもしれないからだ。


部屋にこもって自殺衝動を誤魔化すために、ひたすら読書をする日々。


それもそろそろ限界だった。

死にたくて読書に集中できないのだ。


そんな時にふと思い出した。

日光浴は健康にいいらしいということを。


想像してみて欲しい。

日光を浴びずに暗くじめじめした部屋の中に一日中こもることを。


これでは死にたくなるのも当然だ。


だから私は一縷の望みをかけて外に出ることにした。

もしかしたら飛び降りてしまうかもしれないけど、どのみちこのままでは死んでしまうから。


部屋から出て、ビクビクしながら廊下に出る。

ここで家族と遭遇したらパニックを起こして暴れてしまうからだ。

そして玄関に行き、ドアを開け、いざ外に!


久しぶりの外は眩しかったし、空気が美味しかった、そして日光を浴びるとぽかぽかしてて暖かい。


あー私って幸せねって思ったくらい。


どうして今まで日光の素晴らしさに気がつかなかったのだろう。

日光教なる教団の教祖になりたいくらいである。


私の自殺衝動は和らいだので、しばらくは生きれそうだ