モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

異質を排除することの愚かしさ

私の立つ場所は、そのつど固有の関係性の場だ。固定的ではなく、流動的で、そのつど新たな関係性の出来事を生み出しては消え去る不断の生成の運動。こうして生成されたものが意味として我々の眼前に立ち上がってくる。

非安定化した空間と空間、場と場の、間を次々に分節しつつ固有の場を作り出していく。私とはあらゆる空間、場に偏在し、固有の関係性の場に直面する存在だ。ここでは、異質なものとの関係性の中に置かれる。異質なものと、私が交わった瞬間に、未知の出来事が生成される。