モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

他者について

1.

人生には目的が必要ではあるとある人が言いましたが、私にはその目的そのものに超越的な他者性があるということを人々が志向しているように思えます。

それが体現されたのが宗教でもあるのだと考えますね。


2.

世界が存在するか、否か、という核心的な問いが"他者に抱く幻想"をによって見えづらくなってる感はある。


3.

私は成長する過程で他者という存在を肯定するこによって、他者と同じ世界を観測していると深いところでは核心しているように思います(信仰性)。それは言い換えれば、他者の存在によって世界の客観性は保たれているといえる。

しかし、肯定そのものが幻想の中へと失墜なのではなかったか。


4.

他者を、推し量れど、理解できるものではないとは思いますね。

でなければ、全体性の中へ、私中心の世界へ、あらゆる全ては取り込まれてしまうという、逃れ得ない闇への失墜にはなるだろうし、けれど、他者が理解不可能であることで初めて光を手に入れることができる。