モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

夢飼、まとめ

1.一つのネットワークに僕たちがアクセスしてるから、会話が成立する。


2.アップデートは自動ではなく、意識的にせよ、無意識的にせよ、操作的である。最新版へとアップデートしていかなければ、そのまま、人々から取り残された、ガラパゴス化された人間になるだろう。良くも悪くも、人間は個ではなく、集団なのだ。「人間はポリス的動物である」


3.アップデートがむつかしい立場の人間は、集団から中途半端に分断された個人という状況に陥るのであって、そうなると一番の問題はそういう状況の人間を、どれだけ社会を構成する人々が問題視しているかという姿勢なのであって、無関心だったりすると、社会全体が不健全になるだろう。


4.集団から中途半端に分断された人間とは、要するに、社会という場において、様々な社会問題の顕在化する隅っこの方に追いやられた人間であるので、社会を構成する人々が何かしらの救済措置を考えないと、社会全体がじわじわと病んでいくだろう。そして、現状、社会は取り返しのつかないくらいには病んでいるように見受けられる。