2018-05-31 言の葉 昨日浮かんだぽつらぽつら降る言の葉気がつかないまま目を瞑る気がするふと 一人になった瞬間孤独が深まるような冬風が吹いて頭からは過去が流れていくぼんやりしていて考えられない静かな夜に 雨に濡れた傘を広げながら星を数えて夜の匂いにほんのかすかな太陽の匂い電車が通り過ぎて端から色が抜けて 赤の手首は赤い月を掴みながらどうか どうか 帰れますように