モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

春もそろそろ終わり

私の溢れそうな感情に蓋をして、そうして、もう痛みに壊れないように、と願って。

春は、その願いを、否定されてるように思えて苦しいんだ。

凍えて、時の止まったままの私と、

一生懸命に花咲かす花に、桜に、

穏やかな風に気持ち良さそうに揺られているのを見ると、どうしてか苦しい。


時の流れから置き去りにされたように感じて、誰もが遠くに、そして、

私は止まったままの、埃を被った時計を指で優しく撫でながら、

哀しく笑うのでしょう。

ねえ、お母さん、

私は生きるを見失ってしまったよ。