2018-05-28 春もそろそろ終わり 私の溢れそうな感情に蓋をして、そうして、もう痛みに壊れないように、と願って。春は、その願いを、否定されてるように思えて苦しいんだ。凍えて、時の止まったままの私と、一生懸命に花咲かす花に、桜に、穏やかな風に気持ち良さそうに揺られているのを見ると、どうしてか苦しい。時の流れから置き去りにされたように感じて、誰もが遠くに、そして、私は止まったままの、埃を被った時計を指で優しく撫でながら、哀しく笑うのでしょう。ねえ、お母さん、私は生きるを見失ってしまったよ。