モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

朝の散歩-思考-

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わたしとものは断絶されていた。

繋がらなかったものとものを繋げるのはさてなんだろう思う。

触って、触って、ふと、思った、触感ではないだろうか、と。

私たちは死ぬ間際まで世界に対して開かられている。


肌は風を感じる。

世界に奥行きを感じる。

触れたカーテンはざらざらしている。


世界に真っ白な紙は放り投げられ、世界に染められ、無限に、無数の星が、生じては消滅する生成の歴史。

独自性への歩み

交わらない私と他者。

わたしともの。

それらが繋がる瞬間に境界は曖昧性を帯びて、わたしを、ものを、また違った何かへと変えていく。

その変化の運動こそ、神秘ではないだろうか。