モナムール

解離性同一性障害が、寛解するまでの独り言

絶望の足音

技術の発展にせよ、すべては複雑化され、専門化されることで、私達の理解の外側に飛び出てしまうのではないか。


つまり、私たちは緩やかに特殊化への道を辿っているのではなかろうか。


「特殊化の果てにあるのは緩やかな死だ」という草薙素子の言葉。


つまり、多様性を失い、柔軟な対応ができなくなったときに、変化に対応できずに、一つの摩擦でコントロールを失う可能性が高くなる。


しかし、私たちは、どれだけ複雑化されようと、きちんとコントロールできるという幻想を抱いている。今でさえ、テレビの仕組みすら分からないというのに。

しかし、漠然とした不安はあるのだと思うし、その不安が表面化したのがバイオハザードなどの作品であると思われる。